Lenovo G580というちょっと古いノートPCがあり、スペックがWindows10を使うには辛いものだった。
というか標準のWindows8.1でもきついのでは…と思うスペックで、標準で入っていると思しきソフトの効果も相まってかなり動作が重くなっていた。 少し調べてみるとこの機種はCPUが交換可能とのことで、チャレンジしてみることにした。 データは消えても問題ないということだったのでCPU交換だけでなく、HDDからSSDに、メモリは余っていたPC3のメモリを刺して増量する。
結果としては以下の通りアップグレードできた。
Cinebench R20のスコアは1200。X1 Carbon 2018(Core i7-8550U)で1450なので、数年前のCPUとしては十分!Windows10もキビキビ動くようになった。
今まで自作PC等組み立てたこともなく、せいぜいノートPCのメモリ増設やSSD化くらいしか挑戦したことがなかったのでCPU交換ができるか不安だったが、ネットにもYoutubeにもG580の交換方法を説明したサイトは多くあり意外と簡単だった。
少し苦労したところといえばキーボード等の取り外し(壊れるんじゃないかと心配になるくらい力を入れて外した)くらいだった。
交換まで実施した手順は以下の通り。
事前にWindows10のインストール用USBを作っておく。Windows8.1を通常起動して、Windows10にアップグレードする。 その後コマンドプロンプトなどで以下のコマンドによりWindows10 Homeのプロダクトキーを記録しておく。
wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey
裏側のネジを2本外すだけでアクセスできる作りになっているので非常に簡単に増設、変更できる。 メモリを插し、HDDからSSDに変更する。
プロダクトキーが使えるか不安だったので先にWindows10 HomeをSSDクリーンインストールした。BIOSにはF12キーで入れるのでブートの順番を変更してUSB-HDDを1番上にしておく。
再起動してUSBからWindows10 Homeをインストールする(インストール時にはプロダクトキーを入れない)
Windows10 Homeがインストールできたら、ネットワークに接続した上でSSD交換前に記録しておいたプロダクトキーを入力し無事認証された。
https://uegos-camiones.com/post-2950/
こちらを参考にしました。文面だけだと分かりづらいので上記ページを参考に分解してみてください。
一応文面だけ…
CPUは中古(ヤフオク)で6500円くらい。CPU自体はCorei3 3110MやCorei5 3210Mといったものでも良いらしいので、そのへんだともっと安く上がる。SSDはAmazonで4500円くらい、シリコンパワーのもの。メモリは手元に余ってたやつだが、DDR3 12800の4GBは2000~3000円、8GBで4000円くらいで買えるようなので、思い切って16GBにしてもいいかもしれない(そんなに使うのかと言われると…)
ということで今回はパーツ費用、グリス等で12000円くらいかな。 メモリ買うと15000円くらい。数年前のPCが割とまだまだ使えるレベルに蘇ったことを考えると悪くないかも。