3台まで接続可能なiCleverマウスレビュー
3台まで接続可能なiCleverマウスレビュー
しばらく前にiCleverのマウスを買って使っていたので比較紹介。 もともと自宅では MX Anywhere 3を使っていて非常に気に入っていたのだが、職場にもう一台買うにはちょっと高いな~と思い、安い価格帯のマウスを調べていて良さそうな2台を購入したので比較紹介。 どちらも使いやすいのだが、結果としてはMD167を会社で利用することにした。
左からMX Anywhere 3, MD167, MD172。 MX Anywhere 3は参考まで。
iClever MD167
MX Anywhere 3より少し大きい程度だが、重量は15gほど軽い。静音タイプなのでクリック音が小さいのが個人的には良い。電池容量がMX Anywhere 3に比べて小さいので結構電池切れになるのが早い気はする(といっても2~3日は充電しなくてもOK)
価格帯の異なるMX Anywhere 3と比べても、サイズ感、重さ、接続先の数などは負けていないので日常使いに十分耐えられる。
中央にはDPIの切り替えボタンがある。
側面(親指側)で接続先を切り替えるのだが、その近くに戻る、進むボタンがある点は個人的にイマイチだと思う。たまに押し間違えてしまう。
iClever MD172
MD167と機能はほぼ同じで、サイズが異なる。大きめのサイズかつ重めなので、大人の男性でも手が小さい場合は合わないと思われる。
MD167と異なるのはサイズの他、DPIの切り替えパターンが1段階(2000DPI)増えていることと、電池容量が多くなっていること、ホイールの色くらい。大きさ、形を考慮すると持ち運びには向いてないので、据え置きで利用するほうが良いと思われる。
中央にはDPIの切り替えボタンがある。 側面の接続先切り替えスイッチと進む戻るボタンが近いので押し間違いが発生する点も同様。
参考: ロジクール MX Anywhere 3
Amazon.co.jp: ロジクール MX ANYWHERE 3
価格帯がだいぶ上なので比較するのはどうかと思うが参考に。
上記2つに比べMX Anywhere 3が圧倒的に勝っている点は ロジクールのソフトによるホイールの硬さ調整やフリースピンと呼ばれる一度のスクロールで一気に下までスクロールできる機能、また利用ソフトごとにボタンの動作を変えられる機能といった、ハード面というよりもソフト面の部分。(詳しくは 公式サイト を参照)
個人的にもフリースピンとホイールの硬さ調整はかなり気に入っていて、ある程度の力でホイールを回すと自動的にフリースピンに切り替わるのが素晴らしい。縦に長い資料の確認などに非常に便利。
接続先切り替えボタンは底面にある。個人的には押し間違えが発生せず底面がベストだが、頻繁に接続先を切り替える人には不便かもしれない。
比較表
項目 | MD167 | MD172 | (参考)MX Anywhere 3 MX1700GR |
---|---|---|---|
重さ(g) | 85 | 121 | 99 |
接続 | Bluetooth3.0/5.0, USBレシーバ | Bluetooth3.0/5.0, USBレシーバ | Bluetooth, USBレシーバ |
ペアリング台数 | 3台(Bluetooth2台、USBレシーバ1台) | 3台(Bluetooth2台、USBレシーバ1台) | 3台(BluetoothまたはUSBレシーバの任意の組み合わせ) |
DPI | 800/1200/1600/2400 | 800/1200/1600/2000/2400 | 200~4,000dpi(50dpi刻みで設定可能) |
接続切り替えボタン位置 | 側面 | 側面 | 底面 |
クリックタイプ | 静音 | 静音 | 通常のマウス |
ボタン数 | 7 | 7 | 6 |
電池容量(mAh) | 300 | 500 | 500 |
対応OS | Windows/Mac/iOS/iPad OS/Android/Chrome OS※Macでサイドボタン(進む・戻る)は動作しない | Windows/Mac/iOS/iPad OS/Android/Chrome OS※Macでサイドボタン(進む・戻る)は動作しない | Windows/Mac/iOS/iPad OS/Android/Chrome OS |