ゲーミングUMPCの発売、大手としてはASUSが初?なのかな。
以前からノートパソコン派なのだが、子供が生まれてからますます家の中で移動しても使えるPCが自分に合っていると思うようになった。というのもPCを使う部屋は基本的に別(仕事部屋)にしているのだが、子供はリビングにずっと居るので子供が目に入る範囲でPCを使いたいとなるとかならずモバイルである必要がある。 またそれだけならノートパソコンでもよいのだが、少しベッドなどで寝転んでゲームをしたいなと思うこともあるのでUMPCが打ってつけだった。
しばらく前からそのような理由でUMPCの購入を検討していたのだが、ASUSという大手がROG ALLYでUMPCに参入するということでこれしかない!と判断して発売前にしっかり予約をしたのだった。
ROG ALLYというよりUMPCの良いとこ、も入っているけれど。
UMPCなので当たり前なのだけれど、どこでも使えるのはめちゃ便利。ベッドでゲームもできるし、子供が寝てるのを見ながらリビングで使うこともできるし。
今はノートPCとしてExpertBook B9(以前ASUSのプレゼント企画で当たったやつ)を使っているのだが、第10世代 IntelCPUよりもだいぶ性能が高い。 Passmarkベンチスコアでかなりの差がある。モバイル向けCPUでも数年でこんなに性能が上がるのだからすごい。実際、使っていても明らかにサクサク感がある。
7Corei7-10510U:6699、シングルスレッド2325
AMD Ryzen Z1 Extreme:26760、シングルスレッド3917
正直、他のUMPCを持っているわけではないので他と比べてどうだというのはわからないけど、7インチでもFULL HDあると精細に見えてよい。
このようなランチャーソフト(ARMOURY CRATE SE)が用意されていて、複数のゲームを並べてこのランチャーソフトから起動できるようになっている。このソフトはコントローラーから操作しやすく作られているので非常にいい。 またソフトウェアごとにマウス操作なのかコントローラ操作なのかを割り当てられるようになっていて、細やかな配慮がされている。
またコマンドセンターというソフトがボタン1発で立ち上がるようになっていて、パフォーマンスの切り替え、コントロールモードの切り替え(マウスなのかコントローラなのか切り替えられる)など簡単に調整できる。
Windows11なので、やろうと思えば何でもできる。実際、このブログもROG ALLY にキーボードを接続し書いている。
悪いところ、と言うと言い過ぎだけどもうちょっと改善されるといいな~と思ったところ
残念ながらSSD 1TBモデルが存在せず、512GBまでになっている。入れ替え自体は簡単にできるようだが、入れ替えをしてしまうと保証が切れてしまうので悩みどころ。
ここが一番使いづらいところ。
専用の外部GPUである ROG XG Mobile (2023) を接続するための端子があるが、値段が高すぎてさすがに買う気がしない。一応この外部GPUをつければ様々な外部端子が使えるようにはなるが…
ROG XG Mobileを買うならさすがにもっと高性能なゲーミングPCを買ったほうが良いかと思う。
なので自分はtype-Cに給電しながら使える↓のドッキングステーションを接続して使っている。
Dell Thunderbolt™ ドッキング ステーション – WD22TB4 | Dell 日本
熱なのかわからないが、microSDが壊れることがあるらしい。
ASUS ROG Ally units may have a major hardware fault — here’s why | Windows Central
細かな操作がしづらいので、例えばWindowsのツールバー右のアイコンをクリックしようとしても操作がうまくいかないことがある。
ROG ALLYは、
といった、すべてそこそこでいいけど場所の自由がほしい、というタイプの人にはベストマッチすると思う。
逆に
といった人はあまり向いていないのではないかなと思う。
個人的にはかなり気に入ってるので、もし悩んでいる方がいればぜひ手に入れてほしいなと思う。おすすめです。